9月8日(日)に、もったいないやん活動隊3期生の第2回目養成講座を
国分グループ関西総合センターにて行いました。
13名の方にご参加いただきました。
はじめに、ゲストスピーチとして国分西日本 木村様による、卸売業としての食品ロス削減取り組みについての講演をいただきました。
各倉庫でどのような管理体制を取っているのかや、フローズンチルド※の技術についてなど、食品ロス削減のために卸売業として取り組まれていることを教えていただきました。
※フローズンチルド:商品の温度帯を冷凍からチルドに変更

ご説明の後は、実際に倉庫見学もさせていただきました。
常温庫、冷蔵庫、冷凍庫を見せていただきました。
目につきやすい位置に賞味期限を書いた紙を貼ったり、期限が早いものから出荷するよう徹底したりするなど、ロスを出さない工夫がたくさん見られました。

次に、ゲストスピーチとしてmottECO普及コンソーシアム重田様による、コロナ禍を経て変化した外食業界においての食品ロス削減取り組みについての講演をいただきました。
主にロイヤルホストで外食をした際に食べきれなかったものを持ち帰ることを推奨するmottECO(モッテコ)という取り組みについて教えていただきました。
どのような想いで活動されているのかや、「1人の100歩より100人の1歩」という食品ロス削減に向き合う上で大切な考え方を教えていただき、参加者の皆様も感銘を受けておられました。

ゲストスピーチを聞いたあとは、参加者によるグループディスカッションを行いました。
ゲストの方々の講演を聞いた感想や、倉庫見学の感想、そして今後活動隊員として何ができるのかについてたくさんの意見を出し合っていただきました。
「ロスとウェイストの違いを広めたい」
「なぜみんな食べ残しを持ち帰らないのかアンケートを取りたい」
「持ち帰り可能な店の一覧があればいいと思う」
など今後につながる意見がたくさん飛び交っていました。

普段は見ることができない卸の裏側を見て、お話を聞き、卸の現場での食品ロス削減取り組みについて知ったことで、参加者の皆様が自らの普段の消費行動について考える機会を得られた講座となりました。
ご参加いただいた皆様、ゲストの木村様、重田様、ありがとうございました。